春日陽向のライフスタイルブログ

アラフィフ女子ライフスタイル研究家

父の夢…の続き

こんにちは 春日です

 

私は父の

「自分の子供はいつかアメリカで学校に行かせたい」

という夢のおかげで、アメリカに留学し、

なんとか英語が話せるようになりました。

 

父のアメリカに対する憧れは

戦後の経験から。

 

父は九州の田舎の出身。

戦後、アメリカの兵隊が日本に来た時には7歳。

毎日川や田んぼで遊んでいた。

 

よく近所の川で、アメリカ兵が銃で鳥を撃っていたそう。

きっとその日の夕飯を仕留めるために。

 

撃たれた鳥が川に落ちたら、

7歳の父がばしゃばしゃ!と川に入って行って

鳥を取ってアメリカ兵に渡す。

 

「Oh! Thank you!!!」

 

と言って、チョコレートなんかをくれたらしい。

それがすごくおいしくて…

兵隊さんたちもニコニコと優しくて…

 

この人達が来たアメリカってどんなところだろう?

と憧れたと言っていた。

 

その憧れがいつしか

アメリカにいってみよう!」

に代わって、

最後には

「自分の子供たちをアメリカに行かせよう!」

に代わる。

 

川にバシャバシャと駆け込んでいった

7歳の男の子が持った憧れの気持ちが、

今の私につながっている。

 

父と私の人生が一瞬重なったような気がした。

 

生きるってこういうことなのかもしれない。

沢山の人と人生が重なれば重なるほど、

自分の生き方も広がり、充実していくのかもしれない。

 

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アラフィフハッピーライフ